
設備選びで迷いすぎて、結局中途半端になった反省
ランドリールームを作ることは早めに決めていたのですが、どんな設備を入れるかについては最後まで迷い続けました。室内干しユニットはどのタイプにするか、換気扇は標準のものでいいのか、コンセントはどこにいくつ必要か、カウンターはつけるべきか。決めることが多すぎて、設計の打ち合わせが終わるころには「もうこれでいいか」という疲れで決断してしまった部分がありました。その結果、入居してから「これをつけておけばよかった」と気づくことがいくつも出てきました。設備は後から追加できるものもありますが、電気系統や換気まわりは後付けが難しく、費用も大きくかかります。設計段階で一度しっかり整理しておくことが、ランドリールームの使いやすさを大きく左右します。この記事では、実際に暮らして感じた「これは必須」「これはいらなかった」をできるだけ正直にお伝えします。
絶対に必要だと感じた設備
まず室内干しユニットです。天井に取り付けるタイプの室内干しバーは、ランドリールームには欠かせません。使わないときは天井近くに収納できるタイプにすると、部屋が広く使えます。洗濯物の量に合わせてバーの本数を決めることが大切で、家族4人分であれば2〜3本は欲しいところです。次に換気設備です。室内干しをメインにする部屋なので、湿気対策は最重要です。標準の換気扇だけでは湿気が抜けきらないことがあるので、24時間換気と組み合わせた換気計画を設計段階でしっかり立てておく必要があります。窓を設ける場合は、換気できる位置に配置することも大切です。そしてコンセントの数と位置です。洗濯機・乾燥機はもちろん、スチームアイロン・サーキュレーター・スマートスピーカーなど、ランドリールームで使う電気機器は意外と多いです。後から増設するのはコストがかかるので、設計段階で多めに設けておくことをおすすめします。作業カウンターも必須に近い設備です。洗濯物を畳む作業台があるとないとでは、作業効率がまったく違います。壁付けの折り畳み式にすれば使わないときはコンパクトに収納できます。
つけてよかったと感じた設備
必須ではないけれど、つけてよかったと感じているものもあります。まず人感センサー付きの照明です。洗濯物を抱えてランドリールームに入るとき、両手がふさがっていてスイッチを押せないことがよくあります。人感センサーにしてから、部屋に入ると自動で点灯するので地味にストレスが減りました。次に大型の姿見です。ランドリールームで着替えをすることもあるので、全身が確認できる鏡があると便利です。洗濯物にアイロンをかけたあとすぐに仕上がりを確認できるのもいいところです。またニオイ対策のための消臭機能付き換気扇も、つけてよかった設備のひとつです。室内干しが続く梅雨の時期でも、生乾きのにおいが気になりにくくなりました。ハンガーや洗濯ばさみをまとめて収納できる専用のフックバーも、地味ながら使い勝手がよかったです。使い終わったハンガーをその場にかけておけるので、散らからなくて助かっています。
不要だったと感じた設備
正直、いらなかったなと思っている設備もあります。まず大きな窓です。採光と換気のために腰高窓を設けたのですが、洗濯物を干すと窓が隠れてしまって採光の意味がなくなります。換気用であれば小さめの縦すべり窓の方がよかったです。また壁一面の大きな収納扉も少し後悔しています。収納量は確保できているのですが、扉を開けるたびに室内干しの洗濯物と干渉して開けにくい。オープン棚にしてよかった部分と、扉付きが必要な部分を分けて設計すればよかったと思っています。床暖房もランドリールームには不要でした。乾燥を促進するために設けてみたのですが、電気代がかかる割に効果を感じにくく、サーキュレーターや換気の方がよっぽど効率的でした。
これから家づくりをする人へ
ランドリールームの設備は「絶対に必要なもの」「あると便利なもの」「なくてもいいもの」を分けて考えることが大切です。全部入れようとするとコストがかさみますし、逆に削りすぎると使いにくい部屋になってしまいます。設計士さんとの打ち合わせでは「洗濯のルーティンがどうなっているか」を具体的に伝えることで、本当に必要な設備が見えてきます。施工事例やお客様の声では、実際に暮らしている方がどんな設備を選んでいるか確認できます。設備選びに迷ったときはぜひ参考にしてみてください。