
30代共働き。1歳の子どもと暮らすわが家で、注文住宅に取り入れて本当に良かったと感じているのがランドリールーム(洗濯室)です。
洗濯は毎日必ず発生する家事のひとつ。忙しい共働き家庭にとって、「洗濯をいかにスムーズにできるか」は、暮らしの快適さを左右する大きなポイントだと実感しています。
その中でも、意外と見落とされがちなのが「収納」の工夫。限られたスペースを有効に活用しないと、すぐに雑然としてしまい、せっかくのランドリールームが使いにくくなってしまうことも…。
そこで今回は、我が家の経験や取り入れてよかったアイデアをもとに、ランドリールームの収納を快適にする工夫をたっぷりご紹介します。
目次
1. 壁を使えば収納力はぐんとアップ!
まず真っ先におすすめしたいのが、壁面の活用です。ランドリールームに限らず、収納スペースが限られている空間では、床や棚だけでなく「壁」も立派な収納場所になります。
我が家では、洗濯機の上の空間に固定棚を設置しました。ここには洗剤、柔軟剤、漂白剤、洗濯ネット、掃除用クロスなど、よく使うアイテムを並べています。
特に便利なのは、「必要なときにすぐ手が届く高さ」に配置すること。わざわざしゃがんだり背伸びしたりしなくても、サッと取り出せるのが本当に快適です。
2. 高さ調整ができる“可動棚”が便利!
洗濯まわりのアイテムって、意外と大きさもバラバラ。詰め替え用の洗剤パックや、大きめのタオル類、小さな洗濯バサミなど…。
そんな時に重宝するのが、可動棚です。棚の高さを自分好みに変えられるので、収納したいアイテムのサイズに合わせて、無駄なく収納できます。
また、ライフスタイルが変わっても対応しやすいのもメリット。我が家も子どもが成長するにつれて、収納したいアイテムが変わったり、追加されたりしていますが、棚の位置を変えるだけでその都度対応できています。
3. 見た目スッキリ!収納ボックス・ケース活用術
ランドリールームは、実用性が求められる場所ですが、見た目の整頓感もとても大事。
棚にそのまま洗剤や小物を置くと、どうしてもごちゃついて見えてしまいがちですが、収納ボックスやケースを使うことで、
- スッキリ見える
- ホコリも入りにくい
- ラベルを貼れば中身もすぐわかる
と、いいことずくめです。
わが家では、同じシリーズで揃えた白いボックスに、ラベリングをして並べています。100均や無印、ニトリなどで手軽に揃うので、自分の好みに合ったものを選べば、使うたびに気分も上がりますよ。
4. つっぱり棒で簡単ハンガー収納!
「あと少し干すスペースがあったらな…」という時に大活躍するのが、つっぱり棒。
壁と壁の間に取り付ければ、簡単にハンガーパイプ代わりになります。乾いた衣類を一時的にかけたり、濡れた衣類をそのまま部屋干ししたり、アイロンをかけたあとにしばらく吊るしたりと、使い方は無限大です。
何よりも、工具不要で設置・取り外しができるので、必要な時に必要な場所に設置できる自由度の高さが魅力。特に賃貸住宅から注文住宅に移って、収納の自由度を高めたいと思っていた我が家にとっては、大きな満足ポイントでした。
5. 洗濯機も“収納スペース”に!マグネットアイデア
「もう収納スペースがない!」と思った時は、洗濯機本体を収納に変えるアイデアを。
洗濯機の側面は、実はマグネットがくっつくという便利な特性があります。ここにマグネット式の収納ボックスを設置すれば、
- 洗濯ばさみ
- ピンチハンガーの予備
- 洗濯ネットやブラシ類
など、ちょっとした小物をしまっておくのに最適。
使う場所に“道具がある”というのは、家事の動線をスムーズにする最大のポイントでもあります。洗濯機まわりがスッキリするだけで、掃除も楽になりました。
まとめ:収納を工夫すれば、ランドリールームはもっと快適に!
ランドリールームは、毎日の洗濯をスムーズに、そして気持ちよくこなすための空間。収納の工夫次第で、使い勝手も気分も大きく変わります。
- 壁を活用した固定棚や可動棚
- 見た目を整える収納ボックス&ラベル管理
- つっぱり棒で柔軟に干す場所を追加
- 洗濯機を活用した“隠れ収納”
こうしたアイデアを取り入れれば、3畳前後のランドリールームでも驚くほど機能的に活用できます。
注文住宅を建てるタイミングで、ぜひ“収納設計”にも目を向けてみてください。ランドリールームがストレスフリーになると、家事全体の満足度もぐんとアップしますよ!